フィリピンの不動産会社5社を比較!主要デベロッパーと仲介業者の選び方
「フィリピン不動産を買うなら、どの会社が開発した物件を選べば良いのか」
「日本から相談できるフィリピン不動産の業者は、どう探せば良いのか」
フィリピンでコンドミニアム投資を考え始めると、会社選びの疑問を持つ方は少なくありません。
フィリピンの不動産会社には物件を開発して売り出すデベロッパーと、購入手続きをサポートする仲介業者があります。物件の品質や、工事を予定通りに終えられるかどうかはデベロッパー次第です。
一方で購入手続きの進めやすさや購入後の運用は、相談する仲介業者の対応によって変わります。
本記事では投資用コンドミニアムの購入を検討している方に向けて、フィリピンの主要デベロッパー5社の特徴を比較します。日本から購入を相談する不動産業者の選び方も解説するので、会社選びの参考にしてください。
こんにちは!
ハローグループの檀上です。
フィリピン不動産、どの会社から購入するか迷っていませんか?
フィリピン不動産はデベロッパーや仲介会社によって、取り扱う物件やサポート内容は大きく異なります。
「どの会社が自分に合っている?」「おすすめの物件を比較してみたい」「購入後の管理まで相談したい」そんな方はぜひハローグループへご相談ください!
ご予算や投資目的に合わせて、フィリピン不動産の購入についてご案内します。
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フィリピンの不動産会社の種類と役割

フィリピンの不動産会社は役割によって主に3種類に分かれます。日本からコンドミニアムを購入する場合も、次の3種類の会社と連携しながら手続きを進めます。
| 種類 | 主な役割 |
| デベロッパー(開発会社) | コンドミニアムを企画・建設し、売主として売買契約を結んで部屋を引き渡す |
| 仲介業者 | デベロッパーの物件を紹介し、予約から契約、代金の支払いまで購入者の窓口になる |
| 管理会社 | 建物の共用部分を管理し、入居者の募集や家賃の回収、清掃・修繕をオーナーに代わって行う |
デベロッパーは物件の売主として、購入者と売買契約を結ぶ会社です。
フィリピンで一般的な「プレビルド物件(完成前に販売される物件)」の場合、予定通りに完成して部屋が引き渡されるかどうかは、デベロッパーの資金力と開発実績に左右されます。
仲介業者はデベロッパーと購入者の間に立ち、物件の紹介や契約手続きを担います。フィリピンで不動産の仲介を行うには国家資格が必要で、資格を持つ仲介業者は「ブローカー」と呼ばれます。日本在住の購入者に向けて現地のブローカーやデベロッパーと提携し、日本語で相談を受け付ける業者もあります。
管理会社は完成した建物や部屋の管理を担う会社です。建物の共用部分を管理する会社と、部屋を貸し出す賃貸管理の会社は別々のこともあります。そのため管理を任せる際は、どの業務をどの会社が担うのかをそれぞれ確認することが大切です。
フィリピンの主要不動産デベロッパー5社を比較

フィリピンにはコンドミニアムを開発するデベロッパーが数多くあります。ここからはマニラ首都圏で住宅開発の実績が豊富な5社を紹介します。
| 会社名 | 開発の特徴 | 代表的な開発・物件 |
| SMDC | ショッピングモールや交通機関の近くに住宅を開発 | マカティ市「ジェイド・レジデンス(Jade Residences)」「ミント・レジデンス(Mint Residences)」 |
| アヤラランド | 住宅・オフィス・商業施設を組み合わせた街づくりを全国50カ所以上で展開 | マカティ市「マカティCBD」、タギッグ市「BGC」 |
| メガワールド | 住宅・オフィス・商業施設を一体で開発するタウンシップ | ケソン市「イーストウッド・シティ」 |
| フェデラルランド | 野村不動産をはじめとする日本企業との共同開発 | BGC「ザ・シーズンズ・レジデンス(The Seasons Residences)」 |
| ロックウェルランド | 高級住宅を中心に、住宅・オフィス・商業施設を揃えた複合開発 | マカティ市「ロックウェル・センター」 |
各社の開発の特徴と、物件を検討する際に確認しておきたい点を順に解説します。
SMDC
SMDC(SM Development Corporation)はフィリピン各地でショッピングモールを展開するSMグループの住宅デベロッパーです。
グループの住宅事業「SM Residences」の中核ブランドとして、20年以上にわたってマニラ首都圏や地方の主要都市で住宅を開発し、これまでに10万戸以上を供給しています。
購入後の賃貸運用については、SMDCの賃貸管理部門「SMDC Good Stays」に任せることも可能です。入居者の募集から契約の手続き、清掃・修繕まで、オーナーに代わって対応してもらえる体制が整っています。
なお弊社ハローグループでも、マカティ市のチノ・ロセス通り沿いに建つSMDCのコンドミニアムを取り扱っています。「ジェイド・レジデンス(Jade Residences)」はMRTのマガリャネス駅やアヤラ駅に近く、周辺にはAlphaland Southgate MallやWaltermartといった商業施設が揃っています。
同じ通りの「ミント・レジデンス(Mint Residences)」は低層階に商業施設が入り、SM Makatiまでは約1.9kmです。
アヤラランド
アヤラランド(Ayala Land)はフィリピンの財閥アヤラ・グループの不動産会社として1988年に設立されました。住宅だけでなくオフィスや商業施設、ホテルを組み合わせた街づくりを手掛け、「エステート」と呼ぶ大規模な開発区域を全国50カ所以上に展開しています。
同社の原点は、かつて「アシエンダ・マカティ」と呼ばれた未開発の土地の開発です。この土地は現在、マカティ市の中心業務地区「マカティCBD」として、フィリピンを代表する金融・ビジネス街になっています。タギッグ市の「BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)」も、同社の主要なエステートの一つです。
施工はグループ会社のマカティ・デベロップメント・コーポレーション(Makati Development Corporation)、完成後の建物管理はアヤラ・プロパティ・マネジメント・コーポレーション(Ayala Property Management Corporation)が担います。開発から施工、引き渡し後の管理までをグループ内で一貫して行う体制です。
メガワールド
メガワールド(Megaworld)は1989年に実業家のアンドリュー・タン氏が設立したデベロッパーです。
現在はタン氏が率いる複合企業「アライアンス・グローバル・グループ」の不動産部門を担っています。同グループは不動産のほか、ブランデーをはじめとする酒類の製造や統合型リゾートの運営を手掛け、フィリピンでマクドナルドを展開する企業にも出資しています。
同社は住宅の販売だけでなく、オフィスや商業施設、ホテルを保有して運営する事業にも力を入れています。
グループ会社が手掛けたオフィスの賃貸面積は150万㎡以上、モールの店舗面積は50万㎡以上に上り、自社ブランドのホテル15軒で6,000室以上を運営しています。
フェデラルランド
フェデラルランド(Federal Land)はフィリピンの大手財閥GTキャピタル・グループ傘下のデベロッパーです。50年にわたり、住宅や商業施設、オフィスビル、ホテルを開発してきました。
日本企業との共同開発に取り組んでいるのも特徴です。野村不動産・三越伊勢丹ホールディングスとは3社で、BGCに分譲住宅「ザ・シーズンズ・レジデンス(The Seasons Residences)」を開発。
総戸数は約1,400戸で、2021年には世界の不動産プロジェクトを表彰する「International Property Award」でフィリピンの最優秀賞を受賞しています。
さらに2022年3月には野村不動産と合弁会社「Federal Land NRE Global(FNG)」を設立。FNGは2023年11月、マンダルヨン市で住宅棟「SORA Tower at the Observatory」の販売を始めています。
ロックウェルランド
ロックウェルランド(Rockwell Land)はフィリピンの財閥ロペス・グループのデベロッパーです。再生可能エネルギーによる発電をはじめ、不動産や製造、建設、医療、教育まで幅広い事業を手掛けています。
同社の代表的な開発事例として、マカティ市での「ロックウェル・センター」が有名です。
マカティCBDのすぐ外側に位置する、もともとは火力発電所と工場の跡地を開発。
2000年12月に商業施設「パワープラント・モール」を開業、その後は高級住宅棟やオフィスビル「8 Rockwell」、アテネオ大学院ビジネススクールのキャンパスが建ち並ぶ街になっています。
自社物件の賃貸や中古売買を扱う部門も設けており、購入後の貸し出しや売却を同じグループに相談することも可能です。
フィリピン不動産の購入を相談する業者の選び方

フィリピン不動産投資を始めるにあたって、英文の契約書を読み、現地とやり取りしながら日本から購入手続きを進める負担は小さくありません。
しかし日本語で相談できる仲介業者を窓口にすれば、契約から購入後の運用まで相談しながら進めることができます。
フィリピンの不動産購入を相談する業者は、次の5つのポイントを基準に選びましょう。
- 希望するエリア・物件を扱った実績があるか
- 日本語で相談できる担当者と連絡方法が明確か
- 現地への確認が必要な質問にも対応してくれるか
- セミナーや個別相談で希望に合う提案をしてくれるか
- 口コミに購入後の対応が具体的に書かれているか
それぞれのポイントを具体的に解説します。
希望するエリア・物件を扱った実績があるか
フィリピン不動産の業者を選ぶ際は購入を考えているエリアや物件の種類を、実際に扱ってきた実績があるかを確認しましょう。
というのもエリアによって家賃の相場や部屋を借りる人の層は変わるからです。
たとえばオフィス街に近い物件と住宅街の物件では、借り手も好まれる間取りも違います。同じエリアで取引を重ねてきた業者なら、周辺の家賃や入居者の傾向を、自社で扱った物件の例を挙げて説明してくれます。
また購入する物件の種類によっても、見るべき業者の実績は異なります。プレビルド物件なら完成・引き渡しまで購入者を支えた経験、完成物件や中古物件なら入居者探しや名義変更を進めた経験を重視しましょう。
日本語で相談できる担当者と連絡方法が明確か
フィリピン不動産の購入は予約から引き渡しまで数年かかることもあります。
長い付き合いになるため、日本語で相談できる担当者が誰で、どの方法で連絡を取るのかを最初に確認しておくと安心です。
「日本語対応」を謳っていても、英語がわかる日本人が日本国内の拠点で対応するのか、日本語がわかるフィリピンの現地人スタッフが対応するのかによって、対応してもらえる範囲は異なります。
フィリピン在住かつ現地の不動産市場に詳しい日本人が対応してくれる業者であれば、安心して購入手続きを相談できるでしょう。
具体的には、相談を始める前に次の点を質問しておきましょう。
- 契約書の内容を日本語で説明してもらえるか
- 購入後の賃貸管理や修繕の相談も日本語でできるか
- 連絡手段はメール・電話・LINE・オンライン面談のどれか
- 問い合わせから返信までにかかる日数の目安
- 担当者が変わる場合の引き継ぎ方法
なお日本語での説明は契約内容を理解する助けになりますが、法的な判断を代行してもらえるわけではありません。あくまでも最終的な判断は自身で下すこと、何かトラブルがあった際には弁護士などの専門家を頼ることを心がけましょう。
数年後の引き渡しや、その先の賃貸運用まで考えると、「誰から購入するか」は「何を購入するか」と同じくらい重要です!
特に海外不動産では困ったときにすぐ相談できる窓口があるかどうかが、大きな安心材料になります。ハローグループでは物件を購入する前の段階から、フィリピン不動産に関するご相談を受け付けています。
我々も実際に海外不動産のオーナーであることから、よりリアルな情報をもとにご相談可能です。
購入後に後悔しないためにも、まずは信頼できる相談先を見つけることから始めてみませんか?
▶ フィリピン不動産の相談をする
現地への確認が必要な質問にも対応してくれるか
フィリピン不動産を購入する前には、日本にいては調べられない情報も確認する必要があります。たとえば次のような点は、現地のデベロッパーや管理会社に問い合わせなければわかりません。
- 購入したい建物に、外国人が購入できる枠(1棟の40%まで)が残っているか
- プレビルド物件の工事が、予定通りに進んでいるか
- 支払った予約金や頭金が、デベロッパー側で入金済みになっているか
- 同じ建物や周辺の物件で、実際に決まっている家賃はいくらか
現地に拠点やスタッフがいる業者なら、デベロッパーへの問い合わせや建設現場の撮影を、購入者に代わって行ってくれます。回答を口頭で伝えるだけでなく、デベロッパーの書類や撮影日がわかる写真といった根拠とともに示してくれる業者であれば安心です。
なお代金を業者に預けたまま連絡が途絶えるといった詐欺・トラブルの手口と対策は、次の記事で解説しています。
関連記事:フィリピン不動産投資の詐欺手口・事例!プレビルドで騙されない対策
セミナーや個別相談で希望に合う提案をしてくれるか
フィリピン不動産の業者の中には、セミナーや個別相談会を開いているところもあります。
不動産関連のイベントに参加する際は、担当者がこちらの予算や目的を聞いた上で物件を提案してくれるかをチェックしましょう。
家賃収入と将来の売却益のどちらを重視するか、いつから運用を始めたいかによって、向いている物件は変わります。こちらの条件を聞かずに特定の物件ばかり勧める業者では、目的に合わない物件を買うことになりかねません。
セミナーや個別相談ではフィリピン不動産のメリットや物件の良い点だけでなく、次のようなリスクも隠さず説明してくれる業者であれば信頼できる相手と判断できます。
- プレビルド物件は、完成するまで家賃収入が入らないこと
- 工事が遅れると、引き渡しの時期が後ろにずれること
- 為替相場によって、円に換算した家賃収入や売却額が変わること
反対に予算を大きく超える物件を勧めたり、「今日決めないと売り切れる」と契約を急がせたりする業者には注意が必要です。その場で決めずに一度持ち帰り、他の業者の提案とも比較してから判断してください。
セミナーと個別相談会の違いや参加先の選び方については、次の記事で詳しく解説しています。
関連記事:フィリピン不動産投資のセミナーはどう選ぶ?個別相談会との違いと注意点
口コミに購入後の対応が具体的に書かれているか
フィリピン不動産の業者の口コミを読む時は評価の高さよりも、購入後の対応について具体的に書かれているかどうかを確認しましょう。
契約までは丁寧に対応していても、引き渡しや賃貸運用が始まると対応が手薄になる業者もあります。「親切だった」「説明がわかりやすかった」といった感想だけでは、購入後にどこまでサポートしてもらえるかは判断できません。
特に次のような場面について書かれた口コミは、購入後の対応を知る上で参考になります。
- 引き渡し時に、部屋の状態を代わりに確認してもらえたか
- 入居者の募集や家賃の送金が、予定通りに行われているか
- 設備の故障や入居者とのトラブルに、どう対応してもらえたか
- 売却を相談した際に、買い手探しを手伝ってもらえたか
「購入後に連絡がつきにくくなった」「管理の報告が届かない」といった声が複数あれば、契約前に購入後のサポート体制を詳しく聞いておきましょう。賃貸管理を別の会社に任せる場合は、その会社の名前と、管理費でどこまでの業務を引き受けてもらえるかも確認しておくと安心です。
フィリピンの不動産会社は開発実績と購入後のサポートで選ぼう
フィリピン不動産を購入する際は、物件を開発するデベロッパーと、購入を相談する業者の両方を慎重に選ぶ必要があります。
デベロッパー選びでは、駅や商業施設に近い立地を重視する方にはSMDC、オフィスや商業施設が揃った街で物件を探したい方にはアヤラランドやメガワールドの物件が向いています。日本企業が開発に関わる物件に関心がある方は、フェデラルランドの共同開発物件にも注目してみてください。
一方で購入手続きや完成後の運用は、相談する業者によって進めやすさが大きく変わります。日本から購入する場合は、希望エリアでの取引実績があり、現地の状況を確認してリスクまで説明してくれる業者を選ぶと安心です。
デベロッパーの特徴を手がかりに物件の候補を絞り込み、購入後まで相談できる業者と一緒に投資先を選びましょう。
フィリピンには大手デベロッパーをはじめ、数多くの不動産会社があります。
選択肢が豊富なのは魅力ですが、その分、どの会社のどの物件を選ぶべきか、判断が難しい市場でもあります。
私たちが大切にしているのは、「有名な会社だから」「人気の物件だから」という理由だけで購入を決めてほしくないということです。
同じ予算でも選ぶエリアや物件によって、期待できる賃貸需要や将来の売却のしやすさは変わります。せっかく海外不動産に投資するなら、十分に比較し、納得したうえで購入していただきたいと考えています。
すでに気になっている物件がある方は、ぜひその物件についてお聞かせください。 まだ具体的な候補がない方も、ご予算や投資目的から一緒に考えていきましょう。
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